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【2019年8月】中房温泉→槍ヶ岳→上高地 表銀座縦走(2泊3日テント泊)その1

2019年の夏山シーズンも終盤となった8月下旬、テントを背負って2泊3日で表銀座を縦走しました。

その1は、歩いたルートや注意したい点など【概要編】です。

今回歩いたルート

今回は中房温泉から入山し、燕山荘、大天井岳、ヒュッテ西岳、槍ヶ岳と歩き、上高地に下山するルート。下の図は歩いたルートの標高グラフです。

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今回歩いたルートの標高グラフ

TrailNoteの集計によると、歩行距離は約35キロ。累積標高は登り2601m、下り2555mでした。

※歩行距離、累積標高差はソフトによって変わります・・・あくまでも参考です。

1日目 8月24日(土)

中房温泉・・合戦小屋・・燕山荘・・大天荘(テント設営)・・大天井岳・・大天荘

燕岳には何度も登っているので、今回はスルーしました。

実際の行動時間(休憩含む):7時間30分

休憩は合戦小屋(5分)、燕山荘(20分)、大天荘(大天井岳へ行く前に80分)、大天井岳(15分)です。

2日目 8月25日(日)

大天荘・・大天井ヒュッテ・・ヒュッテ西岳・・水俣乗越・・ヒュッテ大槍・・殺生ヒュッテ

西岳には登っていません。

実際の行動時間(休憩含む):6時間12分

休憩はヒュッテ西岳(80分。居合わせた方と話が弾み大休止)です。

3日目 8月26日(月)

殺生ヒュッテ・・槍ヶ岳・・殺生ヒュッテ・・槍沢ロッヂ・・横尾・・徳沢・・明神・・河童橋・・上高地バスターミナル

実際の行動時間(休憩含む):8時間17分

休憩は槍ヶ岳(28分)、殺生ヒュッテ(68分。テント撤収含む)、徳沢(27分)です。

ルート上で注意したいところ

実際に歩いてみて、個人的に気になったところをいくつか。

燕山荘から大天荘の稜線歩きは天候に注意

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燕山荘から先は稜線歩き

燕山荘から先は大天荘まで稜線歩きが続きます。

天気が良ければ展望も良く素晴らしいルートですが、遮るものがほとんどありません。

また、エスケープルートもありません。

雨天時、特に風がある時は行動を控えた方が良いです。

夏でも雨と風次第では低体温症になり、命に関わります。

大天荘から大天井ヒュッテへの下り

大天荘から大天井ヒュッテへは、一気に200mほど下ります。

途中には木のハシゴを降りる所も。

サコッシュなどを使っている場合は、スタート時にザックにしまっておいた方が良いです。

私はサコッシュを付けていたので、ハシゴを降りるとき非常に邪魔でした・・・反省。

ヒュッテ西岳から先の東鎌尾根はヘルメット着用を

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ヒュッテ西岳前より。大天井岳から来ると、ここから東鎌尾根へ

ヒュッテ西岳を過ぎると、槍ヶ岳の東鎌尾根を歩きます。

地図にも書いてありますが、ハシゴ・クサリ・階段が多く、滑落すれば厳しい状況になります。

ヘルメットを着用したうえで、慎重に歩くようにしたいものです。

細い尾根や長ーいハシゴもあるので、すれ違う際は余裕を持って安全な場所ですれ違うようにすると安心です。

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他には槍の穂先への往復などもありますが、この辺は本やネットでも多く紹介されているので割愛します。

表銀座縦走時のマイカーについて

縦走で悩みのタネになるのが「マイカーで車が1台の場合、車をどうするか?」問題。

首都圏などから来る方は毎日あるぺん号など公共交通機関を利用できますが、私のような近所の住民(?)だと、そうしたサービスもありません。

選択肢として私が考えたのは次の2つ。

  1. 安曇野市内の市営駐車場を利用する
  2. タクシー会社等のマイカー回送サービスを利用する

ちなみに今回は少し特殊で「大天井岳までは夫と2人、大天井岳から先は私1人(夫は中房温泉へ下山)」という形でした。夫が中房温泉へ下山したのは仕事の都合です。一緒に行きたくないと言ったわけではありませんよ、念の為(・∀・)

なので、どちらの選択肢も使っていませんが(汗)参考までに詳細を書いておきます。

1.安曇野市内の市営駐車場を利用する

安曇野市内にはJR穂高駅周辺をはじめ、いくつかの無料駐車場があります。

そこから中房温泉行きの定期バスが出ているので、入山時にはバスを利用して中房温泉へ。料金は1,700円です。

夏山シーズンであれば始発便が6時ごろ中房温泉(登山口近く)に到着します。

時刻表など詳細は、バスを運行している会社の一つ・南安タクシーさんのサイトへ→

バス:南安タクシー

それから縦走して上高地に下山したら、バスと電車(上高地線)を利用して松本駅へ。料金は2,450円です。上高地→新島々のバスに乗車の際は、時間指定の「乗車整理券」が必要です。あらかじめ窓口でもらっておきましょう〜。

最後に松本駅から大糸線で穂高駅へ行けば、マイカー駐車場まで戻れます。松本→穂高の運賃は320円です。

ソロの場合はこちらが安く済みますが、時間の制約が結構あります。

2.タクシー会社等の回送サービスを利用する

中房温泉 マイカー回送」で検索すると、車の陸送サービスをやっているタクシー会社などが出てきます。

こうしたサービスを利用するのも一つの方法です。

利用する際は事前予約等が必要なので、注意してください。

1.とは逆で、費用はかかりますが時間の制約が少ない方法です。3〜4名で利用するなら、こちらの方が安上がりかもしれません。

下山後の温泉

今回は上高地に下山して、小梨平にある「小梨の湯」へ行きました。

入浴料は600円。

夏山シーズンだけあって、かなり混雑していました。。。

上高地周辺には「小梨の湯」以外にもいくつか日帰り入浴できるところがあります。

ゆっくりお風呂に浸かりたい場合は、他の施設の方が良いかもです。

www.kamikochi.or.jp

登山届について

今回も登山届はネットのCompassで提出しました。

事前に提出していない場合は、中房温泉登山口のすぐ横に提出する所があります。

山へ登る前には登山届の提出を忘れずに(^^)

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山行記録はその2に続きます。