今日も山へ行こう

山が大好きな、30代ヤマオンナの山行記録。

【2019年8月】新穂高から三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳 その2

2019年8月のお盆休み終盤の、北アルプス最深部2泊3日テント泊旅。

1日目の山行記録です。

三俣山荘のテント場情報や、三俣山荘(テント泊含む)に泊まったときにオススメの「展望食堂 夜の部」についても、少しだけ紹介しています。

 

1日目の行程

8月17日(土)

新穂高温泉(4:18)・・わさび平小屋(5:25)[休憩10分]・・秩父沢出合(6:35)・・鏡平山荘(8:18)[休憩15分]・・弓折乗越(9:21)[休憩5分]・・双六小屋(10:26)[休憩5分]・・三俣蓮華岳(12:30)・・三俣山荘テント場(13:16)

※双六小屋〜三俣蓮華岳は中道コース利用

トータル行動時間:8時間58分

山行記録

新穂高から双六方面を歩くのは、雲ノ平に行った2017年以来、2年ぶり。深山荘駐車場で車中泊のち、4時に駐車場を出ました。久しぶりのヘッデン歩きです。

新穂高センターでお手洗いを済ませ、まずはわさび平小屋へ向かいます。朝からあまり食欲がなく、出発前に食べたのはおにぎり1個だけ・・・。さすがに少ないので、わさび平小屋で頑張ってもう1つ食べます。

おにぎりを食べて、小屋で水をくんで(水は無料)再び出発です。

標高は1000mを超えていますが、台風の後だからか蒸し暑い。日差しがなかったので歩きやすいものの、ほぼ平坦な小池新道分岐までの間でも、かなり汗をかきました。

小池新道分岐からは緩やかながら登りの始まり。とにかく暑いの一言です。こまめに水分補給しながら進みます。

ちなみに私は、山に行くときはグリーンダカラと水を持参するのが基本。あとはポカリ粉末を持参して、グリーンダカラがなくなったら空いたペットボトルに(薄味の)ポカリを作る・・・という感じです。粉末ポカリは自分で濃さを調節できるし、何より軽いので便利。開封後のものはテーピングテープで適当に封をしたりしてます。

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天然クーラーの秩父沢出合

秩父沢が近づくと空気が変わり、天然クーラーと言わんばかりの涼しさに。夏に歩くときは、とりあえず秩父沢まで歩けば一旦クールダウンできます。

秩父沢を過ぎると再び蒸し暑い中での登りに。傾斜も徐々にきつくなります。

チボ岩、イタドリヶ原を過ぎ、大きくカーブするシシウドヶ原へ。その先の熊の踊り場も過ぎさらに進むと大きな岩に「鏡平山荘まで500m」(だったはず・・・)という案内があるので、そこからもう一踏ん張り!

晴れていれば鏡平山荘の少し手間にある鏡池で綺麗な逆さ槍が見られますが、この日はあいにくのガス模様でした。そんな鏡池はスルーして山荘前のベンチにザックを下ろし、コーラを買おうと山荘内へ。

中に入ってみると、コーラがない・・・というより、目に入るのはビールなどアルコール類ばかり。

これはもしや、コーラ売り切れ!?と思い小屋番さんに「コーラってありますか?」と聞いてみると・・・売り切れ寸前(残り数本?)という状態。

どうやら、山の日連休前後(台風が来る前)にものすごい大勢の登山者が来て、飛ぶように売れていったとのこと。結果、ペットボトル類はほとんど残っていないとのことでした。

ちなみに、その先の双六小屋や三俣山荘でも似たような状況。三俣山荘はこの翌日にヘリの荷揚げがあって飲料類の在庫も増えたようですが、双六小屋は翌日も冷蔵庫に並んでいたのはビールばかり・・・という状況でした。

多くの登山者が来た後だと荷揚げもまだだし、山小屋の物資もかなり減っている可能性が高いのかも・・・と思って、飲料類などの準備をする必要があると感じた次第です。

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ガスで展望ゼロの弓折乗越

鏡平山荘から弓折乗越まで登れば、しばらくは多少のアップダウンがある稜線歩き。時折青空が見えるものの、展望はほぼありません。

こんなときのお楽しみはライチョウさん。この日も見かける可能性の高い雪田辺りで注意しながら歩いていると、花見平の手前にいました! メス1羽にヒナが4羽、そして少し離れたところにはオス1羽の姿も。一度に6羽のライチョウを見たのは初めてです。

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この中にライチョウがいます(iPhoneだとこれが限界です)

「誰か来ないかなー(←ライチョウがいることを教えたいから。笑)」と思いながら観察しますが、5分経っても誰も来ない・・・。土曜日なのに、誰も来ない・・・・。

結局、誰ともライチョウの話をすることなくその場を立ち去りました(-_-;)

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双六小屋と双六岳以外はガスの中

その後は双六小屋で少し休憩。鷲羽岳は見えたりガスったりを繰り返し、槍ヶ岳方面は完全にガスの中。天気が良ければ双六岳の山頂経由で行くつもりでしたが、中道コースを歩くことにしました。

中道ルートは、双六岳のカール内は大きなアップダウンもなく、比較的楽に歩けます。

ただ、稜線コースとの分岐から先は、三俣蓮華岳山頂までの間に2つほどのピークあり。結構距離があるので、長く感じます。

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360度ガスっていた三俣蓮華岳山頂

この日は稜線付近だけガスの中で、展望はゼロ。おまけに西風もやや強く、霧雨降る中での稜線歩きでした。もちろん三俣蓮華岳からの展望もないので、そそくさと下山します。

下山しているとガスがみるみる晴れてきて、三俣山荘に着く頃には山頂も綺麗に見えていました・・・あるあるですね。

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下るとガスを抜け、鷲羽岳が見えてきました

この日の幕営地である三俣山荘に着いたのは13時過ぎ。テント場はまだまだ余裕でしたが、時間が経つにつれてテントはどんどん増え、結構いっぱいになっていた感じでした。

ここはロケーションが素晴らしいので、人気なのも頷けます。

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テントを開けると鷲羽岳がコンニチハ

テントを設営したらあとは自由なので、食堂でお昼休憩したりしてのんびりと。

鷲羽岳はずっと綺麗に晴れていたので夕方に伊藤新道分岐辺りまで散歩したりして過ごし、19時前に就寝しました。

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伊藤新道分岐。伊藤新道はいつか歩いてみたい憧れの道です

三俣山荘のテント場について

幕営数:約70張

料金:ひとり1,000円

水場:あり(ホースから常に流れているほど豊富です)

トイレ:三俣山荘内のトイレを利用

テント場にはトイレがないため、山荘内のトイレを利用します。

三俣山荘HPのテント場案内に「トイレ1回100円」と書いてあったので、今回は使うたびに100円入れました。

多くのテント場では利用料金にトイレ代も含まれていますが(この場合はしっかり明記されているか、受付時に口頭で説明されます)、この辺はテント場を管理している山小屋によって違うようです。

ちなみに、トイレ前にある洗面所も24時間利用可能とのことでした(ありがたい!)

テント泊でも利用可能な「展望食堂 夜の部」

三俣山荘の食堂は「展望食堂 夜の部」と題して、宿泊者の夕食後も解放されています。

三俣山荘 展望食堂 夜の部 | 北アルプス黒部源流 | 三俣山荘・雲ノ平山荘・水晶小屋

テント泊の人も利用OK!

食堂内では黒部源流域のスライドショーが流され、お酒も含めた飲み物や軽食もいただけます。

小屋番さんに確認したところ、この日は宿泊者もあまり多くなく夕食は1回転ということで、18時半ごろから夜の部は始まりました。

夏は天気が良ければ槍ヶ岳の夕景を眺めながら、黒部源流域の写真を見ながら、ゆっくり過ごせます。

雰囲気も良いので、三俣でテント泊したときはぜひ行ってみてください(^^)