今日も山へ行こう

何はともあれ山のこと

【2019年9月】秋晴れの五竜岳→唐松岳縦走(1泊2日テント泊)その2

2019年9月上旬に五竜岳から唐松岳を縦走しました。当日の山行記録です。

※2日分まとめて書いたので長文ですm(_ _)m

 

当日の行程

1日目

9月7日(土)

地蔵の頭(8:00)・・小遠見山分岐(8:51)・・中遠見山(9:15)・・大遠見山(9:49)・・西遠見山(10:28)・・五竜山荘(11:40)[休憩70分]・・五竜岳(13:40)[休憩10分]・・五竜山荘(14:35)

トータルの行動時間(休憩含む):6時間35分

2日目

9月8日(日)

五竜山荘(5:15)・・最低鞍部(5:50)・・大黒岳(5:56)・・唐松岳頂上山荘(7:05)[休憩5分]・・唐松岳(7:20)[休憩10分]・・唐松岳頂上山荘(7:43)・・丸山(8:22)・・第3ケルン(9:01)・・八方池山荘(9:35)

トータルの行動時間(休憩含む):4時間20分

山行記録

1日目

地蔵の頭〜五竜山荘

初日のスタートはテレキャビン&リフトです。リフトに乗るかどうかはお好みで。使わない場合はテレキャビンを降りて20分ほど登れば地蔵の頭です。

私はちょっと楽してリフトにも乗車。片道利用なので料金はテレキャビン+リフトで1,400円でした。

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地蔵の頭より 八方尾根(手前)と白馬三山(奥)

地蔵の頭について白馬三山方面を。快晴で良い眺めです。

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左のピークがこれから目指す五竜岳

小遠見山までは積雪期に2回歩いているのですが、無雪期は初めて。出だしから急だよなーと思ってはいましたが・・・やっぱり急でした。しかも暑い。冬と違って段差もあるし。

私の前にもそこそこの登山者がいるので、五竜山荘のテン場は大丈夫かしら? と少し心配になりつつ、急いでもバテるだけなのでゆっくり歩きます。

小遠見山の山頂は少しだけルートから外れている&すでに2度来ているので、今回はスルーで。

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鹿島槍ヶ岳(右)と爺ヶ岳(左)

この辺りから見る鹿島槍ヶ岳は北峰しか見えないので、見慣れている姿と違ってちょっと独特な感じです。氷河に認定されているカクネ里雪渓もよく見えます。

程なく、歩いている途中で「具合がよろしくないな」と感じ、登山道わきの邪魔にならない日陰で立ったまま小休止。暑さと日差しにやられている感じでした。

補給してしばらくすると落ち着いてきたので、息が上がらない程度の速さでリスタート。

遠見尾根は地味にアップダウンがあるので、登ったかと思えば下って、そしてまた登って・・・という感じ。下山で使うにも微妙だなぁーというのが、私の正直な感想です(^^; 景色は素晴らしいんですけどね。

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中遠見山より 鹿島槍ヶ岳(左)と五竜岳(右)

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五竜岳の武田菱(無雪期は分かりにくい)と右側に五竜山荘も見えています

上の写真は西遠見付近から撮ったもの。写真では分かりにくいのですが、稜線上の一番低いところには五竜山荘が建っています。

実は地蔵の頭からずっと見えている五竜山荘・・・歩いているのに、なかなか近付かないんです( ̄▽ ̄;)

西遠見山を過ぎるとルート上にはハシゴ(というか階段)&クサリが登場。クサリについては手がかり・足がかりが多いので、使わなくても通過できます。

クサリ場よりも、その手前に片側が崩れ気味の場所があるので、そちらの方が要注意かもしれません。

クサリのある場所まで来ると、白岳の斜面を挟んだ向こうに五竜山荘がくっきり。ほぼほぼ目線と同じ高さにありますが、白岳の斜面はトラバースできないので、一度白岳に登ります。これも地味に辛かった(^^;

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五竜山荘と五竜岳

でも、登ってしまえば五竜山荘はすぐそこです。午前中に着いたので、テン場もまだまだ余裕でした。

五竜山荘にて

山荘に着いたらまずは荷物を外に置いてテントの受付から。受付が済んだらテント設営です。

設営場所は指定されませんが、テントの向きは指定されます。そして「混雑するので詰めて張ってください」とのこと。3段くらいあるテン場の2段目にちょうどソロテント1張分のスペースがあったので、そこに張りました。

下の写真は五竜岳から戻ってきたときに撮影したのでテントたくさんですが、私が着いたときは6張くらいでした。

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五竜山荘のテント場 五竜岳から下山した時(14:35)に撮影

今回のテントは8月に買ったばかりのヘリテイジ のHI-REVO! 1人用・ダブルウォールで1kg未満の軽量テントです。

フットプリントは家庭菜園用のマルチ(黒いビニール。ホームセンターで10m300円くらいで購入)をカットして代用しました(笑)その話はまたそのうち・・・

設営し始めた途端に強風が吹き始めるという謎の試練にも耐え、マイホームが完成。向き指定なのでテントの長辺で風を受ける形になり、テントがひしゃげるかと思いましたよ( ´_ゝ`)

近くの無人テントはきちんとペグダウンされていなかったのか、吹っ飛びかけており・・・不在中に何があるか分からないので、ペグダウンは確実にやっておいた方が良いですね。。

五竜岳へ

テント設営が済んだらお昼ご飯に持参したパンを食べ、少し休憩。

お天気も問題なさそうだったので、五竜岳山頂へ向かうことにしました。

ヘルメットを被っている方もいたので「どうしようかな・・・」と悩みましたが、まぁ良いかと思ってヘルメットはテントにお留守番。ですが、被っていけば良かったと軽く後悔しました。

何事もなく無事に行って帰ってこられたので良かったのですが、「どうしようかな」と悩んだら、より安全な選択をすべきだと実感・・・。

山で「まぁ良いか」は良くないです。

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五竜岳へ

五竜岳へのルートは見ての通り一面岩だらけ。クサリ場もあります。足元はしっかりしていますが、慎重に。落石にも要注意です。

五竜岳の山頂は、鹿島槍ヶ岳方面への縦走路から少しだけ外れたところにあります。分岐を見落としてそのまま鹿島槍方面へ進まないように・・・。五竜山荘へ戻る場合も、進行方向を間違えないように注意が必要です。←天気が良いと問題ないと思いますが

山頂からは360度素晴らしい景色を楽しみました!

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山頂から鹿島槍ヶ岳方面 槍ヶ岳・針ノ木岳・水晶岳あたりも見えます

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山頂から白馬岳方面 赤い屋根は五竜山荘で妙高方面もよく見えます

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山頂標識と剱岳

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山頂標識の裏にあった注意書き

山頂の標識は8月に被雷してズタズタになっており、新しい小さな看板が置いてありました。 

山頂で10分ほど過ごして五竜山荘へ戻り、持参したビール(ヤッホーブルーイングのインドの青鬼)とおつまみでのんびり。最近はビールといえばIPAがお気に入りです。

夕飯は前から気になっていたモンベルのリゾッタにしてみました。最後はちょっと味に飽きてしまったけれど、短時間で出来上がるし(お湯入れて3分)そこそこ美味しい。荷物を軽くしたいテン泊の時にはアリだと思います。今回はコーンでしたが、他の味も試してみたいな。

webshop.montbell.jp

真っ赤に染まる西の空をのんびり眺めて就寝。2週間前の表銀座と違って夜も暖かく、ぐっすり眠れました。

2日目

唐松岳を目指し稜線歩き

4時過ぎに起きて朝食&テント撤収を済ませたら、唐松岳へ向けて出発。気温高めでテントはカラッとしており、撤収も捗りました。

この日の信州側は見事な雲海!

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信州側の見事な雲海 富士山・八ヶ岳・南アルプスは雲の上に

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日の出 妙高・火打・高妻山も雲の上

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朝日に染まる五竜岳と剱岳

五竜山荘付近からは見えなかった剱岳も、進むにつれて見えるようになってきます。

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唐松岳(左)と牛首(右)

目の前にはこれから歩く牛首と唐松岳も。

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振り返って五竜岳

振り返ると五竜岳が素晴らしいこと。唐松岳から来るとこの景色を見ながら歩けるんですよね。

大黒岳までは歩きやすい道が続きますが、この先は岩が多くなりクサリも出てきます。「この先岩場」の看板からヘルメットを着用。足元に注意して慎重に進みます。

唐松岳方面からの登山者も多いのですが、安全にすれ違える場所は限定的。なので、互いに声を掛け合いながら(先にどうぞ〜! や、先に行きます! 等々)譲り合いながら歩くと良いと思います。

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牛首

牛首を越えると、唐松の山荘はもうすぐ目の前。無事に五竜岳から山荘まで歩けて一安心。山荘前に荷物をデポして、唐松岳の山頂へ向かいました。

山頂に行くのは昨年4月以来。今年は積雪期に狙ってましたが、天気もコンディションも良くない感じだったので結局登れませんでした。次の冬には登りたいな。

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山頂標識が新しくなっていました

山頂で10分ほど過ごしたら山荘へ戻り、八方尾根を下山。八方尾根も日差しを遮るものがないし、東に向かって歩くので暑かった!

天気も良いので、登ってくる人も大勢いました。

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八方池と白馬三山

人で賑わう八方池で写真をサクッと撮って、2時間弱で八方池山荘へ下山。山荘で売ってるソフトクリーム(300円)オススメです。

あとは八方アルペンライン(リフト2本+ゴンドラ1本)で麓まで下り、ゴンドラ乗り場から徒歩10分ほどの温泉へ。

暑かったけれど、天気に恵まれ良い山行になりました。

ちなみに八方アルペンラインは片道1,550円で、上からの片道利用なら1本目のリフトを降りてから切符を買います。

なので、1本目のリフトは切符なしでそのまま乗ってOK。リフト降りたら左手に切符売り場があります。

このルートは緩やかな登山道と険しい岩場の両方があり、稜線歩きも楽しめます。

天気が良い日にぜひ歩いていただきたいルートです。

オマケ〜積雪期の風景〜

地蔵の頭や小遠見山、積雪期はこんな感じです。

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地蔵の頭(2018年3月28日撮影)

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小遠見山(2019年1月30日撮影)

 積雪期の小遠見山ハイクについては、過去記事をどうぞ(^^)

www.go2themt0.net

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