今日も山へ行こう

山が大好きな、30代ヤマオンナの山行記録。

【2019年5月】テント泊装備で徳沢から蝶ヶ岳へ

2019年5月4日〜5日の1泊2日で、蝶ヶ岳へ行ってきました。

残雪期のテント泊は2017年5月の涸沢以来、2回目。

蝶ヶ岳ヒュッテのテント場情報や装備をメインに、今回の山行についてまとめました。

残雪期の蝶ヶ岳登山の参考にしていただければ嬉しく思います。

蝶ヶ岳ヒュッテのテント場情報

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蝶ヶ岳ヒュッテとテント場

料金:1人1泊1,000円。トイレ使用料込み。今回は2人で2,000円。

水場:なし。

水はヒュッテにて1L200円で販売。今回ケチって上高地で1.5Lほどプラティパスに入れて、背負って上がりました(^_^;)

トイレ:女性用は個室が3つ、洋式トイレ(水洗ではない)。

便座がウレタンマット?でカバーされているので、座った時の「冷たっ!」というのがなくて良かったです(個人的感想)。ニオイはいたって普通の山小屋のトイレという感じでした。

小屋でのランチ:11時〜14時にいただけます。

カルボナーラ(オニオンスープ付き)が美味しそうでしたが、疲れ果てて弱り気味の内臓をいたわって、今回はうどんを注文しました。その他には「カレーうどん」や「おでん」などがあり、値段は800円くらいです。

今回の装備とポイント

今回はGWの後半ということで、SNSを見て前半に登った方の写真(主にテント場の写真)も参考に準備しました。

持参した装備と、準備した理由などをまとめています。

テントや寝袋など

テント(エアライズ2)、テント用アンダーシート、テントマット(銀マットみたいな薄手のもの)、シュラフ(私:イスカ エア280Xショート、夫:モンベル ダウンハガー800 #3)、シュラフマット(私:サーマレスト Zライトソル+モンベル U.L.コンフォートシステム エアパッド90、夫:モンベル U.L.コンフォートシステム エアパッド120)、シュラフカバー(私:イスカ ウェザーテックシュラフカバースーパーライト、夫:モンベル ブリーズドライテックウォームアップスリーピングバッグカバー)

  • テントマット

前半組の記録を見ると、テント場は雪上と地面と半々な感じ。少々かさばりますが、雪の上にテントを張る可能性もあったので持参しました。

うちは3シーズン用のシュラフしか持っていないので、今回もそれを持参しました。

ただ私のシュラフは最低使用温度2度なので、はっきり言って心許ない感じ(^_^;)今回はテントシューズ(ゾウ足)も持参し履いて寝ましたが、足先が冷えて少し辛かったです(ほかは問題なし)。

下山して思ったのは、靴下を履いてゾウ足を履いていたので、靴下を脱いでいれば良かったのかも?

あとアルパインジャケットがあったので、シュラフの上から足元にかけておけば違ったかもしれません。

この2点は工夫すれば良かったなと反省。

この時期は「暖かいシュラフがあれば一番だけど、工夫次第でどうにかなる」と思ってます( ̄▽ ̄)

この時期は寒さ対策のため、2枚重ねで使ってます(結構快適です)。夏山では軽いモンベルのものだけ使ってます。

ウェア類

<行動中のウェア類>

薄手のニット帽、ファイントラック スキンメッシュ、メリノウール長袖シャツ、モンベル U.L.サーマラップジャケット、フェニックス ロングパンツ(秋冬用)

  • サーマラップジャケット

河童橋〜徳沢まで着用。徳沢から先は長塀尾根の長い登りになるため、脱いでスタートしました。

スタート直後こそ肌寒かったものの、1分後には「脱いでて良かった」と思う感じなので(汗)天気が良ければ薄着で登り始めることをおすすめします。

今回天気が良かったのでダウンジャケットと悩みましたが、行動中に着ることを考え化繊ジャケットに。サーマラップジャケットを買ってから一度もダウンジャケットの出番なし。これから先、ダウンジャケットの出番があるのかどうか・・・?(化繊で事足りそうです)

<その他>

アルパインジャケット(アウタージャケット)、ダウンパンツ、テントシューズ、ネックウォーマー、防風グローブ、予備靴下、レインパンツ、タイツ、ゲイター

  • レインパンツ

ジャケットは雪山用を持参しましたが、パンツは軽量化も兼ねてレインパンツ(モンベルのバーサライトパンツ。100g以下と超軽量)にしました。天気と気温から「レインパンツで大丈夫だろう」という判断です(実際は使用機会なし)

テント場での防寒目的でタイツも持参しましたが(行動中は着用せず)ロングパンツ+ダウンパンツで十分でした。

上はサーマラップジャケットとアルパインジャケットで、テント場でも十分な暖かさでした。

その他装備

トレッキングポール、モバイルバッテリー、アイゼン(12本爪)、ピッケル、調理道具など

徳沢からしばらくの間は、一部雪が残っているもののアイゼン不要。1900mくらいから雪道が続くようになったので、そこからアイゼンを装着しました。

ピッケルは使わず、最初から最後までポールで歩けました。というより長塀尾根は樹林帯メインなので、ポールの方が歩きやすい感じでした。

悩んだ挙句持参しなかったスノーショベルですが、あったほうがやはり安心。

ちなみに今回雪の上にテントを張りましたが、すでに整地された空きスペースがあったおかげです。

※12時ごろ到着したときは地面の部分もまだ余裕があったけれど、雪の上の方が平らで快適そうだったので雪上に設営しただけの話(^_^;)

今回歩いたルート(長塀尾根)について

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徳沢のテント場と明神岳

蝶ヶ岳へのルートは、今回歩いた「徳沢から」の他に「三股から」と「横尾から」の計3つ。

徳沢からの長塀尾根ルートを選んだ理由は・・・

  • 三股は一度歩いたことがある。この時期は雪崩・滑落の危険も。
  • 下山後に徳沢や上高地で食事やデザートを楽しみたかった。
  • 横尾まで歩く気分ではなかった←

残雪期は長塀尾根がメジャー(らしい)ということもあって、今回チョイス。

歩いてみて思ったのは、なかなかヘビーなルートだということ。途中、本気で「もう、山登りはやめよう・・・」と思ったほど。できれば小屋泊または日帰り装備で歩きたいルートです(^_^;)

でも徳沢を出て約5時間、山頂直下で視界が開けた時の展望の素晴らしさと言ったら!

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北アルプスの大展望

「山登りはやめよう」と思ったことも忘れて「やっぱり山は良いわぁー!」と思うほど。

徳沢を出て展望ほぼゼロの急登を歩くこと4時間45分、頑張った人へのご褒美です。

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北アルプスの絶景を眺めながら歩く

テント設営後は蝶槍方面へお散歩(横尾分岐手前でUターン。笑)に出かけました。

ちなみに今回の長塀尾根の4時間45分は「山と高原地図」のほぼ標準コースタイム(4時間40分)ですが、「追い抜いた人多数・追い抜かれた人数名」という感じでした。今回は雪の踏み抜きもほとんどなかったため、テント泊装備の割にはいいペースで歩けたのだと思います。

雪が緩んでくるとかなり大変で、中には10時間ほどかかる人もいるとか。山頂は諦めて引き返す人もいるそうです。

5月にもなれば日の入りは18時半ごろで日も長くなりますが、体力も考慮して余裕を持った計画を立てることが大事だなと、つくづく思いました。

急登で時間がかかる他は、樹林帯歩きなのでとくに危険なところはなし。ただし展望もなし(笑)こんな感じのルートでした。

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蝶ヶ岳からの朝日

2日目朝にはきれいなご来光も眺められました。

蝶ヶ岳は登るならぜひ1泊で、夜の星空や朝の絶景も楽しんでもらいたいお山です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。